2022年度パラクライミングジャパンシリーズクラス分けにつきまして
2022.08.01
2022年度パラクライミングジャパンシリーズクラス分けにつきまして
一般社団法人日本パラクライミング協会
医科学サポート 片山 旭
はじめに
IFSC パラクライミングクラス分けルール 2022 年版に基づき、2022 年度ジャパンシリーズ参加者にクラス分けを実施します。
対象
2022 年度ジャパンシリーズ参加申込者で自身のクラスが確定していない選手
例:初出場の選手・2020 年度以前にクラス分けを実施された選手
提出書類
・ 所定のフォーマットを用いて医師が英語で記載した医療診断書(MDF)
・ 視力・視野・関節可動域・筋力等自身の障害の程度が記載されている検査データ
・ 切断の障害がある方は断端部のレントゲン写真または写真
*医療診断書フォーマットは下記をダウンロードしご使用下さい。
医療診断書(MDF)フォーマット(肢体不自由クラス用)
医療診断書(MDF)フォーマット(視覚障害クラス用)
*自身の障害の程度が分かるものであれば検査データフォーマットに指定はありませんが、肢体不自由クラスにおいては下記検査データフォーマットでの作成を推奨いたします。
検査データフォーマット(脊髄性麻痺用)
検査データフォーマット(脳源性麻痺・その他の障害用)
*検査データフォーマットもすべて英語で記載をして下さい。
*Date of Birth と Date は dd / mm / yyyy(日/月/年)の順に記載して下さい
提出先
医療診断書(MDF)と検査データの PDF データを japanparaclimbingassociation@gmail.com 宛てに添付してメールで送信して下さい。
MDF データ提出期限
参加される大会の 1 か月前
クラス分け実施方法
クラス分け実施方法は以下となります。
肢体不自由クラス(AU・AL・RP クラス)
・ 大会前日にクラシファイヤーがクラス分けを実施します。
・ 各選手のクラス分け実施場所と時間については確定次第連絡をいたします。
・ メールや電話オンラインで障害の程度等を確認させていただく場合がございます。
視覚障害クラス(Bクラス)
・ 医療診断書(MDF)をもとにクラシファイヤーがクラス分けを実施いたします
・ クラスが確定いたしましたら大会前に選手個別にご連絡をさせていただきます
備考
・ 確定したクラスは国内大会におけるクラスとなります。国際大会参加時にはクラスが変更になる可能性があります。
・ 例年 MDF の提出遅れがございます。提出期日を過ぎますと大会へはご参加できませんので、ご注意いただけたらと思います。
・ 所定のフォーマットを用いていないものや、医師が記載していないもの、英語で記載していないものは無効となりますのでご注意下さい。
Q&A
Q:肢体不自由クラスで大会前日にクラス分けを受けてクラス対象外となった場合はどうなるのか?
A:オープンクラスでのご参加となります。ただし、肢体不自由クラス・視覚障害クラス共にMDF確認の段階で明らかにパラクライミングの対象とならない場合には事前にご参加ができない旨のご連絡をさせていただきます。
Q:クラス分けを実施するおおよその場所と時間は教えて欲しい
A:大会会場周辺で大会前日の午後からの実施を予定しています。
Q:自身の疾患がパラクライミングの対象となるかどうか分からない
A:下記のパラクライミングにおける対象外の障害をご参照いただけたらと思います。自身の障害や障害の程度がパラクライミングの対象となるか分からない場合には一度お問い合わせをいただけたらと思います。
パラクライミングにおける対象外の障害
*下記の障害を単独でお持ちの場合にはパラクライミングの対象外となります。
痛み
知的障害
聴覚障害
低筋緊張
関節の過可動性
不安定な肩関節・関節の反復性脱臼などの関節の不安定性;
筋持久力の障害
運動反射機能の障害
心血管機能障害
呼吸機能障害
代謝機能障害
チック・マニエリスム・常同症・運動性保続
クラス分けに関するお問い合わせ先
一般社団法人日本パラクライミング協会 医科学サポート 担当:片山
E-mail:japanparaclimbingassociation@gmail.com